スクールソーシャルワーカーとスクールカウンセラー
貧困は福祉の領域であり、メンタルヘルスは心理の領域です。
それぞれの領域への対応は高度な専門性が求められることから、政府は、スクールソーシャルワーカーとスクールカウンセラーを法令に位置づけ、学校に十分なスタッフ数を配備しようとしています。
スクールソーシャルワーカーとは、学校のなかにとどまらず、ときには児童相談所などの行政機関、医療、地域や家庭など、子どもを取り巻くさまざまな問題や環境に対処する社会福祉の専門家です。
福祉系は社会福祉士や精神保健福祉士、心理系は公認心理師や臨床心理士の資格を取得することが、ほとんどの場合必要とされています。