「夫婦」は二人で育てていくもの

人はそれぞれ違う。だからこそ価値がある。それまで観念的に理解してきたことを日常レベルで訓練していく場が結婚というものなのかもしれません。

その後、私の結婚観は「片目でも開きすぎる。両目を閉じるぐらいで、ちょうどいい」というものになりました。

(写真はイメージ。写真提供:Photo AC)

結婚17年を経て、しみじみと思うのは当たり前ではあるけれど、「夫婦」は二人で育てていくものだということです。

そのためには双方が歩み寄る努力をすること、二人で日常をつくろうとする気持ちをもつことが必要だということです。そして幸せな関係性を築くのは時間がかかるけれど、壊れるのは一瞬。それをわかっているのが、大人婚のよさなのかもしれません。