「そばにおってくれたら」

高知新報の社内。机に突っ伏す嵩。

遠巻きに見つめる高知新報の社員・東海林、今泉、琴子たち。

「全部わかってくれる人がそばにおってくれたらええがやけど」とのぶの母、羽多子の声がする。

高知出身の代議士で「ガード下の女王」との異名を持つ薪鉄子とともに働くのぶ。