生活リズムの乱れをチェック
手前味噌ですが、私は自律神経のレベルがかなり高い人間です。そのため、目が覚めたら副交感神経から交感神経にさっと切り替わり、すぐに血圧も体温も上がってくるため、朝からたいていナチュラルハイ状態になっています。
日中、交感神経が高いレベルで働いているぶん、夜にはすとんと交感神経が下まで落ち、かわりに副交感神経が高いレベルで働きます。ですから、布団に入った瞬間にぐっすり眠れます。交感神経の側の「シーソー」が高くまで上がっているから、それが下まで下がったときには、副交感神経の側のシーソーも、かなり高くまで上がるというわけです。
私の自律神経のシーソーがたとえば、地上27階という高いところで上がったり下がったりして、元気よく切り替わっているとしたら、自律神経のレベルが低い方のシーソーは地下10階あたりにあり、さらにほとんどわからないくらいの小さな幅でしか、動いていないといえるでしょう。
自律神経の活動レベルが低い人の多くは、生活リズムが乱れています。生活リズムの乱れとそこから予測される自律神経の状態がわかる「チェックリスト」を用意しました。簡易的なものではありますが、ぜひ試してみてください。思っていたより、自分の生活リズムが乱れていたことに気づく方も多いはずです。

<『京大式 脂肪燃焼メソッド』より>