
親戚との付き合い方は人それぞれ、頼りになることもあれば距離を置きたくなることも…。58歳の千恵美さんは専業主婦として人生を歩んできましたが、最近は楽しみもなく無気力な毎日。対して近くに住む3歳年上の義姉・和子さんは、働きながら子ども2人を育て上げ、現在は充実した生活を送っている様子。羨ましく思った千恵美さんは、和子さんからオススメのお店を聞き行ってみることに。紹介されたお店はどれも好みに合わず、価値観の違いを感じて口論になってしまった2人。自分にも非があると思った千恵美さんは、和子さんに謝ることにしましたが…
謝罪をしに義姉の家へ
旧友・玲子との電話を終えたあと、私はしばらく茫然としていました。
裏切られたような、気づかされたような――でもどこか腹立たしい、複雑な気持ち。
「お義姉さんに謝る……? 悪いことをした覚えはないのに」
そう思いつつも、あの人の人脈やつながりを手放すのは惜しい気もして。
全面的に謝るのは抵抗がある。でも一部だけなら……そんな打算がふと心に浮かんでしまいました。
一瞬誰かわからなかった!↓↓↓