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【生活サポート】

自治体が提供する生活サポートには、要支援・要介護認定を受けていなくても活用できるものがたくさんあります。まずはどんなサービスを受けられるのか、情報を集めることから始めましょう

 

●10ヵ条(1):地域包括支援センター

健康、暮らし、福祉、介護などに関するさまざまな相談に対応する総合窓口。全国に5400ヵ所以上設置されており、65歳以上のすべての人が利用できる公的機関です。

ひとり暮らしの不安や困りごとなどにも応じ、関係機関などの情報を提供してくれます。

親本人はもちろん、子側は親が住む地域を管轄するセンターを訪ね、繋がっておくと安心材料になるでしょう

 

《地域包括支援センターの役割》

(1)総合相談
 心配や困りごとの相談、各種サービスの紹介・手続き支援など

(2)権利擁護
 悪質な訪問販売や高齢者虐待の防止など、安全な生活を送れるよう支援

(3)包括的・継続的ケアマネジメント
 自治体、医療機関、介護サービス事業者などと連携し、地域での生活をサポート

(4)介護予防ケアマネジメント
 高齢者が要介護状態になることを防ぐための支援