暑苦しい環境が及ぼす影響
米国ミズーリ大学のクレイグ・アンダーソン博士は、48人の男子学生と59人の女子学生を被験者にして、快適な室温の部屋(約22℃)と暑苦しい部屋(約34.5℃)のどちらかでテレビゲームをしてもらいました。
その際、コントローラーを上下逆さまに使用してもらい、ゲームをすればするほどイライラ感が高まるように設定しました。
すると、暑苦しい部屋にいた学生たちのほうが約2割も多くカッカして攻撃性が増し、敵意やイライラ感が募ったのです。
暑苦しい環境は、人間の感覚を鈍らせ、対立意識を高めます。そのため、犯罪発生件数も冬よりも夏のほうが多く、また、猛暑日であればなおさら発生件数が上がるという統計もあります。