「だからこそ私は、美しい日本語が人の心の琴線に触れ、静かな余韻を残す音楽をお届けする歌手でありたい」

 

デビュー55周年を迎え

デビュー55周年を迎えた昨年は、パリで記念コンサートを開催しました。そして、三味線を弾きながらフランス語で「都々逸(どどいつ)」を披露。私、新しいことにチャレンジするのが大好きなんです。

一方で、守り続けなくてはいけないものもあると考えています。歌には流行りがあり、最近は歌詞よりリズム重視。物語や感情を想像する《行間》を持たない曲も増えてきました。

だからこそ私は、美しい日本語が人の心の琴線に触れ、静かな余韻を残す音楽をお届けする歌手でありたい。