文字から感じとれること

書道のお稽古やワークショップを重ねていくうちに、文字からその方の気持ちや状況を感じとれるようになりました。

お稽古では、お手本をよく見ながら練習していても、一部分だけを見て全体が見えていなかったり、反対に、全体を意識しすぎて細部が見えていなかったりすることがあります。

『「品のいい人」が大切にしている「和」の習慣』(著:詠月/ディスカヴァー・トゥエンティワン)

その結果、文字の角度や長さ、太さにちぐはぐさが生まれることも少なくありません。

このように、その方の今の暮らしぶりや心の状況と文字が驚くほどリンクしていたりすることがあるのです。