第2話、ミナトとの出会いで…

ミナトは新しく入荷したテキーラに合うおつまみ研究をしたいと、鮎美を誘います。

ミナトが働く酒屋で一緒に飲みながら、距離を詰める2人。焼き鳥やお寿司、おでんなどと合わせながら「こういうの楽しいですね」と、自然な笑顔で話す鮎美。

そんな鮎美をみながら、「こういう新しい発見があると、世界が広がって楽しいですよね」と返すミナト。

そして鮎美は、勝男の言葉をきっかけに、本当は飲めるはずのお酒を控えていたことを明かします。

「前に付き合っていた人が、女の子はみんなお酒が弱いと思っているタイプで。本当は全然飲めるのに。でも理想の彼女でいるためには、弱くなきゃいけないんだなって。その頃から、ずっと理想の彼女でいる私しかなくて、当の私がどう思っているのか、分からなくなっちゃったんですよね」と、うつむきながら話す鮎美。

”本当の自分”を見失い、落ち込んでいる様子を見ていたミナトは、「う~ん。もったいないな。こんな楽しそうにお酒飲むお姉さんを見られないなんて。でも俺は一緒に飲みたいけどな」とさらっとフォロー。