「主役」が魅力的に見える空間づくり
販売員時代に勉強できてよかったことの一つに、VMDがあります。
VMD(VisualMerchandising)とは、視覚的に商品の魅力を伝えるための販売促進手法です。店舗や空間をデザインし、商品配置やディスプレイを工夫することで、お客様の興味を引き、購買意欲を高めます。
本書を読んでいる販売員さんの中には、店舗でこのような役割を担当している方もいれば、店舗全体でVMDについて学び、全員で取り組んでいるお店もあるのではないでしょうか。
私自身も入社一年目からVMDのチームに属して、店舗や売り場の空間をデザインする楽しさを知りました。
身だしなみもそうですが、あくまで主役は商品。だからこそ、VMDでは「より商品が魅力的に見えるために」という視点を学んできました。
ここでは、私が特に大切にしていた考え方を紹介します。