食材や調味料もワンタッチで
冷蔵庫にある食材や調味料もワンタッチでとり出します。例えば、箱に入っただしの素。買ってきた時点で、まず箱の上ぶたをハサミで切り、箱の中の連なった小袋も1つずつに切り分けた上で冷蔵庫にしまいます。すると、いざ使う時、冷蔵庫を開けて小袋をとる、というワンタッチが実現します。冷蔵庫を開けたまま、箱のふたを開けたり閉めたりするアクションは一切ナシ。
また、食材や調味料の使いかけの袋の口をとめておく時、手間のかかる輪ゴムは使いません。その代わり、ワンタッチで扱えるクリップを使います。このクリップ自身も出番がない時は冷蔵庫のサイドラックで待機しています。
わが家のキッチンで大活躍するペーパータオルも、袋から出し、棚や引き出しなど数カ所にポンポン置いておきます。するといざ使う時、手を伸ばせばいつもペーパーが控えていることになります。
さまざまなアクションに共通するのは、「最初のひと手間」をかけること。
袋から出す、ふたをはがすなどの「最初のひと手間」を惜しまない。すると、その後の作業の流れが俄然スムーズになります。アクションカウントを減らすのは、小さなストレスを減らすのに等しいのではないかしら。
※本稿は、『モノが減ると心は潤う 簡単「断捨離」生活』(大和書房)の一部を再編集したものです。
『モノが減ると心は潤う 簡単「断捨離」生活』(著:やましたひでこ/大和書房)
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