「目利き」によるキュレーション

CDショップが果たすもう1つの大きな役割は、「目利き」によるキュレーションです。

特にタワーレコードは、手書きのポップ文化で知られており、バイヤーやスタッフが自らの言葉でアーティストや楽曲の魅力を伝えてきました。

『音楽ビジネス』(著:鈴木貴歩/クロスメディア・パブリッシング)

実際に、店舗によってはスタッフが自分の裁量で棚をつくり、作品を並べる権限を持っている場合もあります。

なかには、タワーレコード渋谷店の「カツオさん」のように、名物店員として業界内外に知られる存在もいます。