完全に失敗に終わった

ところが、である。

この「子ども食堂」の試みは完全に失敗に終わったと女性は語る。

(写真はイメージ。写真提供:Photo AC)

「夕食のときに誰とも顔を合わさず、子どもが一人で黙々と食べている光景を想像すると何だか寂しいじゃないですか。そう思って子ども食堂をスタートさせたのです。

でも、わたしがターゲットにする子どもたち、来てほしいと思っている子たちは誰も顔を出さないのです。子ども食堂のお知らせは確実に伝わっているはずなのに……。そこに来るのは、普段からつながっているご家庭の子どもたちばかり」