日本テレビ系列・土曜ドラマ『良いこと悪いこと』

<前回のあらすじ>

同窓会で22年ぶりにタイムカプセルを掘り起こしたことから始まった連続殺人事件。真相を追う高木将と猿橋園子が4件目の被害を食い止めようと奔走する中、事態は急転。

園子が勤める週刊アポロのライバル誌に、衝撃の見出しが躍る――『美人すぎる記者 猿橋園子 連続殺人犯疑惑!?』――。

記事には、タイムカプセルのことや卒業アルバムのこと、園子と因縁のあった同級生が次々と不審死を遂げていることなどが、まるで園子が犯人であるかのように書かれていた。

「なにこれ……?」。記事を読んだ園子は絶句。週刊アポロ編集部には問い合わせの電話が殺到し、社内は大混乱。一体誰が、何のために!?

世間から疑惑の目を向けられて猛バッシングを受ける園子。テレビのワイドショーは園子の話題で持ち切りとなり、SNSでも『猿橋園子』がトレンド入り。マスコミやYouTuberが家にまで押しかけ、園子は命の危険すら感じてしまう。

「俺たちはどうすれば」――。頭を抱える高木と小山隆弘(森本慎太郎さん)。園子を助けたくても、自分たちが動けば騒ぎが大きくなるだけ。今はただ騒ぎが収まるのを待つしかなく……。

行き場を失った園子は、学級委員長だった小林紗季(藤間爽子さん)のもとに身を寄せる。

園子を心配し、「ほんとひどいよね」と自分のことのように憤る小林は、「悪いのは園ちゃんをイジメてたやつらでしょ?真実を伝えようよ」と反論記事を出すべきだと訴えるが、そんなことをしたら今度は高木や小山たちが攻撃の的になり、高木の家族も小山の会社もただでは済まない。迷う園子に、「正しいことを、しよう」と小林。園子は覚悟を決めるが――。

そんな中、ついに4人目の殺人事件が起きてしまう!!