『おんどくドクドク』
沼尾:人生のすべてをあきらめかけた私に、「音読」はことばで伝える喜びをもう一度気づかせてくれました。
目についた文字を声に出す、文章を声に出して読む。そうやって日を重ねていき、いつしか笑いながら、楽しく、音読していることに気がきました。音読が、私の人生を変えてくれたのです。
そうして音読を軸にした言葉のトレーニングを延べ1,000人の方に行ってきました。
さらに、もっと多くの人が取り組めるように音読体操を考案しました。音読体操には、心と体が健康になるすべてが詰まっています。今年(2025年)9月に東京で開催された日本認知症予防学会学術集会でもご紹介させていただきました。とっても楽しい曲なんですよ。いつのまにか、楽しく声を出して脳をフル稼働、認知症予防にぜひ取り入れていただきたいです。
この度、音読体操が楽曲化されて、なんと!テツandトモさんが歌ってくれました。テツandトモさんは、顔の表情も音読体操にぴったりで、なにより歌がとってもお上手なのです。曲はディスコ調で、認知症予防が気になる世代には、懐かしいミラーボールを思い出しながら、「おんどくドクドク」を楽しく歌えってもらえたら本当に嬉しいです。