なら、死ぬな
病に臥せた様子の蔦重が、身を起こして笑顔を見せる。
「死んだ後こう言われてえのでございます…。あいつは本を作り続けた。死の間際まで、書をもって、世を耕し続けたって…」との声を背景に、本を手に取る蔦重。
廊下を進む歌麿。その下に<愛すべきべらぼうたちとともに>の文字。
蔦重を前に、涙ぐみながら「蔦重!」「蔦重さん!」とかわるがわる呼びかける鶴屋や太田南畝たち。続けて喜三二、重政、政演、南畝が映る。「蔦重ーー!」と大声をあげた南畝。
笠をかぶりながら、涙をたたえる蔦重。
最後に、病床の蔦重の肩へと手をやった歌麿が、その目を見ながら「なら、死ぬな」と力強く伝える。
対して蔦重は「合点承知」と笑顔でこたえ――。
大河ドラマ「べらぼう ~蔦重栄華乃夢噺(つたじゅうえいがのゆめばなし)〜」
【放送予定】2025年1月~
【作】森下佳子
【主演】横浜流星(蔦屋重三郎 役)
【制作統括】藤並英樹 【プロデューサー】石村将太、松田恭典 【演出】大原 拓、深川貴志
【放送予定】[総合]日曜 午後8時00分 / 再放送 翌週土曜 午後1時05分[BS・BSP4K]日曜 午後6時00分 [BSP4K]日曜 午後0時15分