くすっと笑える小話

●ChatGPT

病院の待合室で

女性「私ね、友だちと毎日ウォーキングしてるのよ」

男性「へえ、毎日ですか、それはすごいな。何分くらい歩くんですか?」

(写真提供:Photo AC)

女性「30分くらいかしら」

男性「30分も! さすがですね」

女性「あら、でも……本当は10分歩いて、20分立ち話で病気自慢してるわね」

男性「なるほど、じゃあ、病院通いは自慢のネタ探しだね!」

●Gemini

あるテレビ番組のインタビューで、おしどり夫婦として有名な老夫婦が紹介されていました。

レポーターが尋ねます。

「奥様、長年連れ添って、ご主人のことをどう思われますか?」

奥様は微笑んで答えました。

「そうですね……私にとって彼は、『朝のコーヒー』みたいなものですよ」

「それは素敵ですね!『元気の源』ということでしょうか?」

奥様は少し考えて、

「いえ、そうではなくて……。『毎日欠かせないけど、いつも豆(まめ)に挽いて(ひいて)やらないと、すぐ味が落ちちゃう』」

「小話を作って」と頼めば、こんな文章がすぐに返ってくるんですよ! そしてどちらも同じ「お願い」でも、まったく違う答えを出してくるのは分かっていただけるでしょうか。

同じ質問をしても、答えが違うのは不思議な気がしますが、その時々でAIは別の答えを出してきます。生徒さんたちにも、両方で文章を作ってもらって、自分が好みの文章のほうを選んだりしているようです。