「もう朝ドラは出ないんだろうな、と」

――『ばけばけ』へのご出演が決まったときの感想を教えてください。

朝ドラにはいつか出演してみたいという憧れを、ずっと持っていました。そんな中で『ばけばけ』出演のお話をいただいた時は、一つの目標に手が届いたようなうれしさがありました。

あと、脚本のふじきみつ彦さんとは、以前『バイプレイヤーズ』という作品でご一緒させてもらっているので、ふじきさんが書く脚本の朝ドラに出演させていただけることにすごくご縁のようなものを感じてうれしかったですね。

(『ばけばけ』/(c)NHK)

――演じられる江藤リヨは、どんな役ですか?

知事の娘として良い家で育ち、基本は自分を疑わずに進んできたはつらつとしたキャラクターだけど、そこに嫌味がない。どこまでパワフルなお芝居で振り切っていいのかなと、撮影前から演じるのをすごく楽しみにしていたんです。

その時に起こることを受け入れてストレートに進んでいくイメージで、人間関係においても単独行動的というか、自己中心的な部分もあるのですが、私はそこがちょっと愛せるというか、演じていて気持ちの良いキャラクターだと感じています。

多分、本来の私とは真逆な人間性を持っていて、リヨの感情は理解できても突発的に行動する部分はほとんど理解できず、そこが逆にうらやましいと思いました。あと、リヨは、着ている衣装もすごく可愛いです。当時には珍しく、時代を先取りしているようなおしゃれな衣装なので、ぜひそこにも注目してほしいですね。