フィギュアスケート男子の魅力を伝える、『婦人公論』の人気連載「氷上に舞う」。2019-20シーズン開始から、注目スケーターたちの素顔を、カメラマン・田中宣明さんの写真と文とともに紹介してきました。現在発売中の『婦人公論』5月12日号で最終回(最終回は羽生結弦選手)を迎えた本連載を、特別にウェブで公開! GWの間、毎日配信します。6日目は「ジェイソン・ブラウン選手」です。(撮影・文=田中宣明)
※本記事は、『婦人公論』2020年1月28日号に掲載されたものです
※本記事は、『婦人公論』2020年1月28日号に掲載されたものです
のびやかな身のこなし、美しさを探求するスケーティング
親日家として知られ、日本語も勉強中というジェイソン・ブラウン。彼はいつでもどこでも、「Hi!」とにこやかに挨拶してくれる。のびやかな身のこなし、美しさを探求するスケーティングに魅了されるファンも多いはずだ。
フィギュアスケート競技において、プログラムに使う曲はカメラマンのやる気に影響を与えると言っても過言ではない。どの曲を選び、どんな振り付けを合わせるのか。曲がスケーターとマッチしているのか。僕は、それが撮影の成果を左右する“肝”だと思っている。
ジェイソンは、シリアスからポップまで幅広い音楽を自分のものにできる貴重なスケーターだ。毎年、どんな曲でどんな演技を見せてくれるのか、とても楽しみな存在である。