視聴者の間で推理合戦が

松平定信たちより、一枚も二枚も上手だった一橋治済。策に気づかれると、毒を仕込んだ饅頭で逆襲されてしまいます。

そんななか、ドラマのラストシーンに治済そっくりの侍が登場。その正体はいったい誰なのか、次回放送を前に、視聴者の間で推理合戦が白熱しています。

たとえばSNSでは「目に怯えがありふてぶてしさがない。なので一橋様ではないと思うが…」「実は今の治済が偽物で、ラストに出てきたのが本物…だったら面白くなる」「刀を差してるから武家?やってきた治済を処断できる身分で、治済を倒すことにメリットがあるのは御三家か御三卿か…」「以前、浮浪者のような格好をした治済が市中にいたことがあったが、あれはミスリードだったんだ。もう一人の双子の兄弟だったんだ⋯」「本物を暗殺して影武者とすり替えるというオリジナル天誅だろうか?」「蔦重はそろそろ死ぬはずだが、その原因は一橋治済による毒殺を思わせるものになるかも…」といった声がみられていました。

いずれにせよドラマの”ラスボス”にふさわしい無双ぶりが目立つ治済。はたしてあと2回でどんな展開が待っているのか、楽しみでならない視聴者は多くいるようです。

ーーー

大河ドラマ第64作となる『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』は、“江戸のメディア王”として時代の寵児になった、”蔦重”こと蔦屋重三郎が主人公。

蔦重を演じるのは、NHKドラマ初出演となる横浜流星さん。脚本は、連続テレビ小説『ごちそうさん』大河ドラマ『おんな城主 直虎』などを手掛けた森下佳子さん。

さらに語りは、蔦重らを見守る吉原の九郎助稲荷(くろすけいなり)として、綾瀬はるかさんが担当する。

【関連記事】
『べらぼう』脚本家が否定しようと拭いきれない<三浦裏切り者説>。なぜならば…進む考察「クレジットが2週連続で…」「かかったか、とは…」「それこそ森下先生の思う壺」
<お前は何者だ?>『べらぼう』次回予告。「斬りかかる!」と屈辱に震える定信。きんつばを口にする家斉をじっと見つめる治済。最後に治済らしき人物が能面を外すも、その表情は…
「定信がいつも布団部屋で号泣していた理由は…」「横浜流星さんはゴロンとその身を差し出す役者」「治済から祟られたらどうしよう」脚本・森下佳子が語る『べらぼう』裏側
大河ドラマべらぼう~蔦重栄華乃夢噺~

【NHK公式サイトより】
大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」日本のメディア産業、ポップカルチャーの礎を築き時にお上に目を付けられても面白さを追求し続けた人物〈蔦重〉こと蔦屋重三郎の波乱万丈の生涯。笑いと涙と謎に満ちた〈痛快〉エンターテインメントドラマ!

【キャスト】
横浜流星/安田顕/小芝風花/岡山天音/寛一郎/市原隼人/片岡愛之助/高橋克実/里見浩太朗/渡辺謙 

【作】
森下佳子

【放送予定】
[総合]日曜 午後8時00分 / 再放送 翌週土曜 午後1時05分
[BS・BSP4K]日曜 午後6時00分
[BSP4K]日曜 午後0時15分/ (再放送)日曜 午後6時00分