起死回生の策

前回、定信らが進めてきた”仇討ち”策は治済に察知され、間者である大崎は”毒まんじゅう”にて命を奪われてしまいました。

蔦重も追い詰められますが、将軍・家斉を巻き込むという起死回生の策を定信へ提案。

(『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』/(c)NHK)

その定信は10代将軍・家治の弟で、御三卿・清水家の初代当主・清水重好へと協力を求めます。しかし肝心の重好が、治済の迫力を前に定信の名を出してしまい、ふたたび万事休すに…。

そんななか、亡き大崎が残した家斉宛の手紙の存在を思い出した蔦重。

治済による悪行が記されていた手紙を受け取った家斉は、計画に協力する決意を固めます。