治済は阿波の孤島へ

その後、治済を伴い清水家の茶室を訪れた家斉。

治済は警戒する様子を見せますが、家斉が菓子と茶を口にしたことで、治済もそれにならいます。

(『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』/(c)NHK)

ところが直後、家斉が崩れ落ち、動揺する治済も同じように昏倒。

実は茶に仕込まれていたのは睡眠薬で、定信たちによる策略だったのです。

治済が眠っている間に、彼と瓜二つの能役者・斎藤十郎兵衛が影武者として城へ送り込まれ、本物の治済は阿波の孤島へと流されてしまうのでした。