認知症になってからでは遅すぎる

認知症グレーゾーンと呼ぶMCI(軽度認知障害)の概念は、幾人かの研究者によって違う意味で提唱されてきました。

そして今日ゆきわたっているものは、1995年にアメリカ人医師であるピーターセンによって提唱されました。

『認知症グレーゾーンは分かれ道』(著:朝田隆/興陽館)

既存のアリセプトやリバスタッチパッチといった進行を遅らせるための薬ではなく、もっと根本的に改善できる薬を開発しなければいけないという考えがこの30年の間に世界中で浸透しました。

認知症になってからでは遅いのなら、一歩手前の予備軍の段階で効果を発揮する新治療薬の開発をしようという発想が生まれます。