外様大大名を政権に従属させる

まさにそうそうたる面々といってよいだろう。

秀吉の「天下一統」は、これら外様大大名を政権に従属させることですすめられた。

『秀吉を天下人にした男 羽柴秀長 大大名との外交と領国統治』(著:黒田基樹/講談社)

島津家が従属した時点で、秀長が取次に関わっていなかったのは、越後上杉景勝と肥前竜造寺政家にすぎなかった。すなわち秀長は、政権に従属する大大名のほとんどについて、「指南」を務めていたのである。それは秀長が、それらの大名が政権に従属する状態にあることを維持する役割を担っていたことを示している。

なお取次に関わる用語として、取次と「指南」を用いる。取次は普通名詞であるが、取次行為のうち、従属大名に対して軍事的・政治的に指導する役割について、「指南」の用語を用いる。