世代やジェンダーにかかわりなく安心して暮らせる社会を

実行委員長の袖井孝子さん(撮影:婦人公論編集部)

 

第4回となる樋口恵子賞。全国から113件の応募があり、1名と3団体が受賞しました。実行委員長の袖井孝子さんによれば、2回目までは首都圏近郊から高齢者の応募が多かったとのこと。

「最初は、高齢者の高齢者による高齢者のための活動だと思われていたのでしょう(笑)。これではいけないと私どもも試行錯誤し、だんだん皆様の間にこの賞のことが広まって、応募してくださる方が全国に広がりました」(袖井委員長)

もう一つの変化は、多彩な活動が見られるようになったこと。初期の応募は高齢者に対する支援が大半を占めましたが、今回はLGBTQや国際的な弱者の支援、子育てサポート、女性の貧困対策……と、幅広い活動にまつわる応募が増えています。

袖井さんは、「高齢者のための活動ではなく、世代やジェンダーにかかわりなく誰もが安心して暮らせる超高齢社会を作っていく。そんな活動を応援したい。今回はバラエティに富んだ活動の方々を表彰できてよかったと思っております」と語りました。