懐かしい「月組」の実家感

私は初舞台からずっと月組。
生粋の月組育ちです。

そんな私が今回、花組以外の全組に、エリザベートの父・マックス役で出演させていただいています。
退団後に、まさかこんな形で他の組に出させていただくとは、人生は本当にわからないものです。

組が変わると、その組ならではの空気感がはっきりと立ち上がってきます。
それぞれの組が纏(まと)う空気、カラー。
それぞれの組で感じる、何年、何十年経っていても、言葉にしなくても通じ合う「間」。
阿吽(あうん)の呼吸。
それぞれの信頼関係。

たまらなく尊いものを見せてもらっている気がします。

懐かしい月組のお稽古では、居心地がよすぎて、もはや客観視できません。
これはもう完全に「実家感」。
懐かしさと安心感に包まれていました。