鈴木亮平さんコメント
ある日突然、他人の顔で生きていかなければならなくなったら。しかも、それが「バレたら破滅」という極限状態だったら?
初めてこのストーリーを読んだとき、そのあまりの面白さにページをめくる手が止まりませんでした。
第一話から最終話まで、毎回驚くような展開が待ち受けています。ぜひ楽しみにしていてください。
今作で私は、二人の主人公を演じます。パティシエの早瀬陸は、どんな犠牲を払ってでも愛する家族のもとに戻ろうとする信念の男。一方の儀堂歩は、そんな早瀬を追い詰める、謎に包まれた悪徳刑事です。
彼ら二人だけでなく、この物語に登場するすべての人物が、何らかの嘘を抱えています。まさに「全員嘘つき」と言っても過言ではありません。
私にとって今作での一番の挑戦は、「演技とは何か」という問いに向き合うことでした。それは同時に、“俳優という職業”そのものと向き合う時間でもありました。
別の人間になりきるための方法、やりがちなミス、そして役が自分と同化していくあの感覚。自分がこれまで俳優として経験してきた「演技あるある」も、この作品には随所に散りばめられています。
『リブート』は、極限状態で繰り広げられるサスペンスでありながら、やはり「日曜劇場らしい家族の物語」でもあります。日曜の夜、毎話訪れるどんでん返しにドキドキしながら、同時に家族の絆に胸を熱くして観ていただけたら嬉しいです。