朝の日光浴で「生きている」を実感

春風亭小朝(落語家)

最近始めたルーティンは、朝、マッサージチェアに座って日光浴をすること。太陽の光が全身をめぐる様子をイメージしてから、何も考えずにボーッとします。

こういう時間はなかなか持てないので貴重です。一日の始まりを自覚し、生きていることを実感できるうえに、やる気も出る。「ああ、気持ちいい」と脳が感じることが大切だと思っています。

その後、腿を上げる体操をして、フットマッサージを。朝食は、酵素玄米にクルミと黒ごまと太白ごま油を入れたもの、味噌汁の具は生キクラゲです。朝食を変えてから体重が安定しました。

20年ほど前、100歳の方たちにインタビューする機会があり、そこでわかった皆さんの共通点は、(1) 風邪をひかないようにする、(2) 転ばないようにする、(3) お腹がすくまで食事をせず、食べる時は腹六分目、(4) 世間のことに関心を持つ、(5) 反省することはあっても後悔はしない。

これらが頭に残っていたので、自分もボチボチ始めようと思った次第です。

しゅんぷうてい・こあさ
1955年東京都生まれ。70年に15歳で春風亭柳朝に入門。80年に36人抜きで真打に昇進。日本武道館独演会等で落語の新たな歴史を切り拓く。2015年、芸術選奨文部科学大臣賞受賞。20年、紫綬褒章受章。『坂東玉三郎・春風亭小朝の越路吹雪物語』を水戸、宇都宮、伊勢崎、八王子で上演(撮影:岡本隆史)
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