目標はオリックスの優勝ビールかけをすること!?
さてにぎやかな一幕が終わり、会見へ。先ほどまで声を張っていたとは思えないほど、ここでもサービス精神を切らさない、主演俳優。フォトセッション中もカメラマンからポージングを求められると、ていねいに応えていく。「(準備ができるのを)待っていますよ」「あ、可愛い、いただきました〜」。まるで先ほどまでのショータイムがまだ続いているようだ。
「僕がやりたいことがめちゃくちゃ詰め込まれた舞台です」
先輩であるSUPER EIGHTの村上(信五)に相談、自分で企画書を作成して、高校生から気になったことをメモし続けたというネタを元に、構成を考えた。その後、わずか10日間のリハで本番に突入したという力技にも感服するばかり。今年5周年を迎える、なにわ男子のメンバーも観劇に来ると続ける。
「大橋和也には4月から『AmberS』という舞台をやるらしいです。勉強しに来てほしいですね(笑)」
笑いを取りながらも気になったのは、藤原から垣間見えるメンバー同士の仲の良さ。質問に応えながらも「なかなか1人でしゃべることがないんですよ。メンバーで並んでしゃべることはあるんですけど……」と、壇上で自分の左側を人指指で差していた。幕開けからずっと快活な様子だったのに、終盤で初めて見せる少し寂しそうな表情の青年がそこにいた。
何度も着替えて、ボケて、歌って、動いて、踊って、笑わせて、しゃべり倒して。なんだろう、ものすごいイケメンを観た……というよりも、終始笑っていた記憶が残る。藤原の軽妙なトークと厚遇に、脳内が圧倒されていた。それは愉しかったのも理由であるけれど、何よりもステージからにじみ出る彼の人柄の良さを堪能したからだと、取材の帰り道で気づかされた。
2月8日の記念すべき30歳の誕生日から始まった舞台は、大阪と合わせて全30公演。藤原が、東京公演初日の前日に完走した「大阪マラソン」のごとく、千秋楽まで無事の走破を願う。
【公演概要】 じょうのにちじょう
【構成・演出・出演】藤原丈一郎(なにわ男子)
【主催・企画製作】東京グローブ座
<公演予定>
2026年2月23日(月)~ 3月15日(日)東京グローブ座
【公演情報】公式HP https://www.jo-nonichi-jo.com/