高石あかりは自然体
――現場の雰囲気はいかがですか?
大阪放送局の朝ドラは久しぶりですが、大阪特有のホーム感のある空気は変わっていませんでした。また今回、出演者やスタッフの皆さんがリラックスして過ごされている様子が特に印象的で、私もとても居心地よく過ごせました。
あかりちゃんは、本当に自然体で、かわいい!!常に気負わずそこにいる感じがとてもすてきでした。トミーさんとジョーさんとは実は同い年で、いろいろとお話できました。ある時にトミーさんがジョーさんに「日本では下手な役者のことを大根役者って言うんだよ」と教えていて、私もそれに混ざって「英語ではhamって言うんだよ」と教えてもらいました。お二人ともチャーミングでとてもすてきな方でした。
――撮影で印象的だったシーンを教えてください。
第109回(3月5日放送)の、「旦那の生きたい道を、選んでほしいと思います」とヘブンさんに伝えるシーンが印象的です。心の中では「アメリカに帰ってほしくない」と思っていますが、相手を思って、また明治の女性として“そうあるべき”と信じて、真逆のことを伝える。そこから本心をどれだけのぞかせるか、もしくは隠すのか、そのさじ加減が本当に難しかったです。
トキとは違い、ランは自分と同じ外国人と結婚した日本人妻の行く末をたくさん見てきました。「みんな最後は旦那が一人で母国に帰る」「だから籍も入れてない、帰るなら別れる」と言えるランだけど、ずっと心は「いやだ」と叫んでいて、いつ自分の夫が帰国するか心の底ではおびえていたのだろうと思います。