(イラスト:いしやま暁子)

持たせると危ない

県外に住む娘が孫をつれて帰省し、数日をうちで過ごして帰る時のこと。夫と駅まで見送りに行く際、孫のお気に入りのバッグを、「おばあちゃんが持ってあげる」と預かりました。

別れを惜しみながら娘と孫が電車に乗り込み、ドアがしまった瞬間、ハッと気が付きました。孫のバッグが私の手に!

電車が走り去る直前に見たのは、ワーンと泣き出す孫の顔。帰り道、慌てて郵便局でバッグを送る手続きをしました。帰宅して電話をかけ、「すぐに届くから大丈夫だよ」と言ったものの、孫は「おばあちゃんにバッグを持たせると危ないとわかった」と。

その事件以来、移動の時は自分の荷物は自分で持つ、というのが娘一家のルールになったそう。私の信頼は地に落ちたけれど、孫はしっかりすることでしょう。それならまあいいか、と前向きにとらえました。

(70歳・主婦)

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