日常に「歓」を取り入れて

さらに、実践するときは、ぜひ自分の態度に明るさを加えてみましょう。例えばお箸を出してほしい場合、「店員さん、お箸お箸!」と、指でチョキを作ってジェスチャーしながら、明るくアピールすれば笑いが生まれます。夫が「バカみたいだからやめろよ」なんて言ったら、パーフェクト。夫婦も、その場も和やかになるでしょう。

日常に必要なのは「歓」、つまり歓びです。どんなときも歓を取り入れるように心がければ、朗らかに過ごせます。「お箸ないんだけど!」というトゲトゲしい言い方や、「あなたの問題でしょ」という突き放した態度には歓がありません。

ほんの少しユーモアや明るさを加えるだけでいいのに、それがないばかりにカスハラで訴えられたり、下手をすれば夫婦関係が悪化して、離婚問題に発展する可能性もあるのです。たかが歓、されど歓。歓によって夫婦、家族、友人関係、店員さんなどの一期一会の関係でも、打ち解け合うことができるということを忘れないでください。

ただしここまでの話は、あくまで「家では優しい夫」に限ってのこと。もしもあなたの夫が、家でも外でも優しさのない横暴な人だというならば、話は別です。Bの態度を選びつつ、離婚も視野に入れましょう。

 

【関連記事】
江原啓之の悩み相談「友人同士の仲がこじれ、それぞれから悪口を聞かされて対応に困る。どうしたら?」<私には聞かせないで>はNG。なぜなら…
江原啓之「詐欺に遭い老後資金の数百万円を失った」子どもに隠す?相談する? 負は負を引き寄せるので…
江原啓之<人が不幸になる3つの原因>は「自己憐憫」と「責任転嫁」と「依存心」