ぬいを洗う最適な方法とは?

話はまったく変わるのですが。
私が大好きな作家さんで、矢崎存美さんって方がいらっしゃいます。


この方は、ぬいぐるみのお話を書いていて(「ぶたぶた」シリーズと言います)、私はこれが大好きで、最初の単行本が出た時に、帯を書かせていただきました。彼女のお話の中に、『刑事ぶたぶた』というものがありまして(「ぶたぶた」シリーズって、ぬいぐるみであるぶたぶたさんがいろんな仕事をやっているお話です)、そこで、刑事であるぶたぶたさん、玩具売り場のぬいぐるみに針が混入されるという事件の捜査の為に、ぬいぐるみである特性を活かして、ぬいぐるみ売り場に、ぬいぐるみとして、潜入捜査をすることになるんです。そんで、その時。なんか汚れていたぶたぶたさん(いや、経年劣化しているのなら当たり前だ)、潜入捜査の為に“綺麗なぬいぐるみ”になる必要があって……そこで、ぶたぶたさん、同僚の刑事さんに洗われることになるんです。


この時、ぶたぶたさんがされたのが、“押し洗い”。
はい、ぬいぐるみを洗うのなら、これ、ですね。
この辺、矢崎さんは御自身もぬい好きなんで、とても嬉しい描写でした。
そうなんだよー、もし、あなたがあなたのぬいを洗うのなら、それは絶対洗濯機に押し込んじゃ駄目。
押し洗い、です。

ぬいを絶対に洗濯機に押し込んではいけない理由は、一つじゃありません。
まず、そのぬいの縫製が甘かった時。
洗濯機に突っ込んでしまったせいで、あなたのぬいが大怪我を負ってしまう可能性があります。
自分の家の子を綺麗にしたい、そういう理由でその子を洗濯機に押し込んで……それで、万一、その子が破けてしまったら……こんな辛いことって、あると思います?
……まあ。
とは言うものの、昨今のぬいは、さすがに洗濯機にかけただけで破れてしまう程弱い子はそんなにいないと思いたいんですが……でも、まったくいないと断言はできない。