乾きやすい、シワが目立つ、くすむ、薄くなった……。悩み多き大人の唇を美しく見せるリップメイクですが、そのまま塗るだけでは理想の仕上がりにならないのが『婦人公論』世代。今回は、山本浩未さんが中井美穂さんのお悩みに答え、簡単に実践できるテクニックを伝授します(撮影:玉置順子(t.cube) ヘアメイク:山本浩未 スタイリング:梶原寛子 取材・構成・文:片岡えり)
塗りっぱなしではなく《こなす》ひと手間が必要
「色が気に入って選んだ口紅でも、塗ってみるとピンとこないことが増えました」と、中井美穂さん。それには明確な理由がある、と山本浩未さんはいいます。
「肌色や唇の色、形、質感が年齢とともに変化しているので、ただ塗るだけではなじみにくいのです。
大人はリップペンシルで形を整え、色をフィットさせるひと手間が必要」。
もともと唇が薄く口も小さめな中井さんタイプは、エイジングで唇がしぼみ、さらに寂しそうに見えるので、形をふっくら補整するのがポイントです。
「ペンシルは唇と同じ色を選ぶとオーバーリップにしても悪目立ちしません。
上唇を大きめに描き、人中を短く見せると若々しい印象に。
ただし淡い色のリップは、ラインが主張すると古い顔になってしまうので、綿棒で境目をなじませましょう」(山本さん)。
またカップに口紅が付くのが苦手という中井さんには、「落ちないリップは唇が乾燥します。
カップを上手に拭い、塗り直す手間を惜しまずに」とアドバイス。
