おばあさんになったらすごく小さいおうちでいい

長澤まさみさん直筆の言葉「ハツラツと生きる」

13歳でデビューして、今年で20年を迎えました。この20年、舞台、ドラマ、映画と、すごくいいバランスで経験することができましたね。そして30代の今は、ありがたいことに、さらに楽しく充実しています。

若い頃との違いと言えば、以前は「もっとこうしたい」という欲が強かったですね。仕事に対しては、どこか不安を感じ、執着もあったと思います。それらをうまく手放すことができたのでしょうか、今は何においても「十分だな」と思えますし、満ちたりている自分がいます。

プライベートの時間も、肩の力が抜けたのか、すごくラクです。同世代の方から、将来についての不安を聞くことも少なくありませんが、私はたぶん大丈夫(笑)。不安に思うのは、目指す生活のレベルが高すぎるからだと思うんですよ。

おばあさんになったらすごく小さいおうちでいいし、食も細くなるだろうし、物欲もなくなっているはず。ミニマムな暮らしで充足している自分が思い描けるので、不安を感じないんです。

これからも、日々の生活を満喫しながら仕事も頑張って、楽しく生きていきたいと思います。

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