ファッションは自分自身で決め、責任を取るべき
――外出着のコーディネートを奥様に任せることはありますか?
ないですね(笑)。なぜかといえば、女性が選んだネクタイ、特に女性からプレゼントされたネクタイをしていると、他人が見てわかりますよ。たとえば、ビジネス上の打ち合わせ相手に、「この人、銀座のママかなんかにもらったネクタイしてるな」と思われたら、商談が不利になることもあると思うのです。だからいつも社員には、「ネクタイは自分で選べ」と言い聞かせています。(笑)
ファッションは自分自身を表現するものなので、自分自身で決め、責任を取るべきだと思いますね。
――奥様にお仕事の相談はするんですか?
しますよ、ボスですから(笑)。奥さんといるときは世界中どこの国へ行っても、「この人が私のボスです」(笑)と紹介します。するとだいたい男性は、えらい立場の人でも「うちもそうです」といいますね。(笑)
私はすぐにでもやりたいタイプ、向こうはコストカッターですから(笑)。夫婦なのに、いつも“血みどろの”言い合いになってます。もし自分が突然ぽっくり逝って、奥さんの手腕で収支が劇的に改善したら、私の経営がだめだったということになるので、何としても死ねないです。〈115歳で過労死〉を目指していますから。(笑)