「利己的な気持ち」は小我
答えはA。Bは、良心の呵責に耐えきれず、ラクになりたいという自分のための行動だからです。あなたはそれで気が済むかもしれませんが、打ち明けられた夫は、どう感じるでしょうか? 思ってもいなかったことを、いきなり告げられたら、ショックを受けないわけはありませんよね。過去のこととはいえ、相手は自分の友人。今さらどうすればいいのか、混乱するのではありませんか?
自分がラクになりたいがために、言わなくていいことを吐露し、相手を困らせても幸せな結果につながるとは思えません。自分を最優先する利己的な気持ちを「小我」と言いますが、Bはまさしく小我な行動で、不幸の道なのです。
それに、「離婚を覚悟のうえで」と言いますが、心のどこかでは、正直に言えば許されるのではないかという期待があるのではないでしょうか。それもまた小我。甘えでしょう。
自分が背負っている十字架が重い、苦しいからといって、夫にもその十字架を背負わせるような告白に、愛はあるでしょうか? 打ち明けてしまったら、不倫相手であった夫の友人まで巻き込むことになります。何をどう考えても、幸せの道ではありません。
