どうやら愛犬はふいの来客に驚き、誤ってロボット掃除機を踏んでしまったらしい。突然動き出した物体にさらに驚いてその場でうんちを漏らしてしまい、運悪くそれをロボット掃除機が取り込み、大きな音を発しながら動きまわっていたのだ。

その様子を見た彼らは、商品を抱えてそのまま退散。私は身体の震えが止まらないなか、愛犬を抱きしめた。

これに懲りず、次は古着事件もあった。衣類を整理するために、着なくなった服をとりあえず座敷に並べて、どれを処分しようかと悩んでいた時のこと。

固定電話が鳴ったので出てみると、明るい声の女性が、「不要になった衣類があったら、引き取りに伺いますよ」と言ってきたのだ。またもや「なんてタイムリー!」、私は再び舞い上がってしまった。

今回は女性だし、玄関で応対すれば大丈夫だろうと頼んでみると、当日来たのはなんと男性。そして玄関に出しておいた衣類には目もくれず、箪笥に埋もれる貴金属の有無を尋ねるばかり。

「遠慮します」と断ろうとすると、鋭い目つきで凄まれる。泣く泣く古い指輪と剥げた盃を出すことに。その後もかなり粘られたが、結局1万円を置いて帰っていった。