これで懲りたかと思いきや、3回目は自転車事件。物置小屋の整理をしながら、使わない自転車の扱いに困っていた。その時、近くで「不要になった自転車などはありませんか」と、廃品回収車のアナウンスが聞こえてくるではないか。「なんてタイムリー!」、そう思った私は庭から飛び出し、車に向かって手を振ってしまう。
愛想のよい男性が対応してくれ、わが家の自転車が運び出されるのを上機嫌で眺めていたら、「では処理料金として5000円をいただきます」と言ってきたのだ。「え?」。私が凍りついたまさにその時、夫がちょうど出先から帰ってきた。無事に断ってくれて、私はほっと胸をなでおろす。
後日、「自転車などの粗大ごみを無料で引き取るふりをして、積み込んでから処理料を要求する手口に注意」という報道を見て、自分の甘さにため息ばかり。
そしてつい最近、夫と娘の携帯に立て続けに電話があったという。内容は「XXさんですね。京都府警ですが……」というもの。報道されている事件は、やはり他人事ではない。もう引っかからないぞと、決意を新たにした。