上坂樹里にシンパシー

直美役の上坂樹里さんは以前から注目していました。NHKのドラマ「TRUE COLORS」に出演されているのを見た時に、僕は(俳優の)毎熊克哉さんに「この子絶対、朝ドラのヒロインになりますよ」と言っていたんです。だから、ご一緒できてうれしかったですね。

僕も上坂さんも連続テレビ小説初出演なのでシンパシーを感じています。一緒のタイミングでクランクインした時に、2人ともガチガチに緊張していました。

(『風、薫る』/(c)NHK)

リラックスするきっかけとなったのが撮影序盤、スリの男の子を小日向がわざと逃がすシーンです。監督がOKを出した後に、スリを演じていた男の子が「これが俺の本気だ」って叫んだ。

それを見て上坂さんと「今の僕たちに必要なのはこれかもね」って笑い合いました。上坂さんに対しては、「一緒に『風、薫る』の世界を生き抜こうね」という気持ち。寛太も直美に対して、同じように思っているんじゃないかな。