長曾我部元親との約束を覆した信長

信長は、それまで認めていた長曾我部元親の四国平定について、「長宗我部の四国切り取り、認めるわけにはいかぬ」と方針を一転。

突然の決定に、交渉役を担っていた光秀は「な……なぜでございますか!?」と困惑しますが、信長は「気が変わったのじゃ。うまく説き伏せよ」と言い放ちます。

その夜、怒りを押し殺すように拳を握り締める光秀のもとへ、一通の文が。

文を届けたのは、娘婿・信澄。差出人は、京を追われた将軍・義昭でした。

そこには、「可討取信長候也」と記され、義昭の花押も添えられていたのです。

その文を目にした光秀は息を荒らげ、義昭の「光秀、わしのもとに戻ってまいれ。信長を討て」という言葉が響きます。