もう、終わりね
リョウの性格から、ある程度言い訳をすることは、正直、想定していました。けれど、謝罪の言葉がひとつも出てこなかったことは、想像以上にショックでした。
義姉のマキちゃんが間に入ってくれたおかげで、私は少し距離を置いてリョウを見ることができ、感情的にならずに済んだ部分もあります。
以前は「かわいい」と思っていたリョウの甘えた態度や子どもっぽさが、ただ幼稚で身勝手なものにしか見えなくなっていきました。自分の寂しさや不満ばかりを並べるリョウを前にして、愛情が一気に冷めていくのを感じたのです。
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