傷がついたバッグもボタンをつけて可愛くリメイク(写真提供:モモコさん)

若い頃は、マネージャーに「大丈夫ですか?」って心配されるくらい、お給料のほとんどをシャネルにつぎ込んでいました。

少しずつ心境が変わり始めたのは出産後。「これから子どもの学費もいるし、留学するかもしれへん。お金がかかるな」と思うようになって、シャネルにつぎ込むお金の一部を貯金に回すように。

我慢しているというより、大切なものが増えたから、そちらにも使うようになったという感覚です。

それに、私が集めてきたシャネルを、いつか娘が受け継いでくれると思ったら、不思議と気持ちが落ち着いて。今では、若い頃みたいに「新作は全部買いたい」という気持ちはなくなりました。私が死んだあとは娘が大事に使ってくれてもいいし、売ってもいい。

でも、一つだけお願いしていることがあります。絶対に、棺にはシャネルを入れんといてほしい(笑)。燃やすなんてもったいなすぎる! 写真だけ入れてくれたら十分です。