終盤は濃厚な人間ドラマに

物語の後半になると、合戦という意味での大きな見せ場は、だんだん少なくなっていきます。ただ、ここからがさらに面白くなると思っています。

合戦が減るぶん、人間同士のドラマが濃厚になっていくからです。『豊臣兄弟!』はキャラクターが面白いので、八津さんが毎回、ハズレのない脚本を上げてきてくれている。そこは本当にすごいなと思っています。

特に、秀長と秀吉の関係には、少しずつずれが出てきます。単純に秀吉が狂気や孤独に陥って暴君となり、周囲が犠牲になっていくという描き方ではありません。根っこは変わらないけれど、立場が変わったことで、さまざまなプレッシャーが生まれ、少し道に迷ってしまう。そこから、兄弟の関係にもずれが生じていきます。

松川博敬チーフプロデューサー (『豊臣兄弟!』/(c)NHK)

最終回については、まだ詰めているところですが、主人公がいない最終回というのは、やはりありえないと思っています。秀長の死後をどう描くのか、主要なキャラクターたちのその後も含めて、きちんと最後まで描きたいですね。

僕たちは、生み出したキャラクターをフェードアウトさせるのではなく、死ぬところを描くこともあれば、そうでなくても最後の見せ場を作って送り出していくことを大切にしています。

たくさんのキャラクターが生まれたからこそ、最後までしっかりと描き切りたいと思っています。

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大河ドラマ第65作「豊臣兄弟!」で描くのは、戦国時代のど真ん中。強い絆で天下統一という偉業を成し遂げた豊臣兄弟の奇跡──夢と希望の下剋上サクセスストーリー!!

主人公は天下人の弟・豊臣秀長。

歴史にif(もしも)はないものの、『秀長が長生きしていれば豊臣家の天下は安泰だった』とまでいわしめた天下一の補佐役・秀長の目線で戦国時代をダイナミックに描く波乱万丈のエンターテインメント!

秀長を仲野太賀、秀吉を池松壮亮が演じ、脚本は八津弘幸、語りは安藤サクラが担当する。

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大河ドラマ豊臣兄弟!

【NHK公式サイトより】

大河ドラマ「豊臣兄弟!」 大河ドラマ第65作で描くのは、戦国時代のど真ん中!! 強い絆で天下統一という偉業を成し遂げた豊臣兄弟の奇跡── 夢と希望の下剋上(げこくじょう)サクセスストーリー!

主人公は天下人の弟・豊臣秀長(とよとみ・ひでなが)。

歴史にif(もしも)はないものの… 『秀長が長生きしていれば豊臣家の天下は安泰だった』 とまでいわしめた天下一の補佐役・秀長の目線で戦国時代をダイナミックに描く波乱万丈のエンターテインメント!

【作】八津弘幸

【音楽】木村秀彬

【語り】安藤サクラ

【出演】仲野太賀、池松壮亮、吉岡里帆、浜辺美波、白石 聖、坂井真紀、宮澤エマ、大東駿介、松下洸平、山口馬木也、宮﨑あおい、小栗 旬 ほか

【時代考証】黒田基樹、柴 裕之

【制作統括】松川博敬、堀内裕介

【プロデューサー】高橋優香子、舟橋哲男、吉岡和彦(展開・プロモーション)、国友 茜(広報)

【演出】渡邊良雄、渡辺哲也、田中 正

【放送予定】
[総合]日曜 午後8時00分 / 再放送 翌週土曜 午後1時05分
[BS・BSP4K]日曜 午後6時00分
[BSP4K]日曜 午後0時15分/ (再放送)日曜 午後6時00分