101歳の長寿を全うした生活評論家、吉沢久子さんが綴った、毎日の小さな喜びを大切に、前向きに悔いの残らない時間を過ごす生き方。エッセイ集『101歳。ひとり暮らしの心得』(中央公論新社)から幸せな暮らし方の秘訣を紹介します。

<手紙やはがきで思いを伝え>

自分と向き合うために書く

私が手紙を書くのは相手への儀礼だけでなく、自分と向き合うため。書くことは自分の心を見つめ、確かめる作業だからです。

自分の思いにぴったりのことばを探し、美しいことばを見つけることは心と頭をみずみずしくしてくれます。

書くだけでエネルギーを使うのですが、その方を思い浮かべて書くことは、その方のことを思う時間。手紙を書く静かな時間は頭がフル回転する、頭の活動時間でもあると思うのです。

 

(写真:stock.adobe.com)

 

 

それに最近散歩をしなくなりましたが、1日1回近くの郵便ポストまで手紙を出しに行くことを、外を歩く機会にしています。

ですから手紙やはがきでつながるお付き合いは、私にとって元気のもと。そんな習慣をこれからも続けていきたいと思っています。

 

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