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I hope I can go gray gracefully.
(品のあるグレイヘアになりたいわ。)

【キーワード】
go gray gracefully=品のあるグレイヘアになる

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白髪は「white hair」かと思いきや

最近、日本では白髪を染めずに、おしゃれに手入れする「グレイヘア」が注目されていますね。もともと英語では、「白髪」のことをwhite hairより、gray hairと言うことのほうが多いのです。そして「白髪になる」ことはgoing gray、「私は白髪になっている」は、“I am going gray.”。ちなみにアメリカではgray、イギリスではgreyというスペルになります。

そして皆、go gray gracefullyを目指しています。gracefully(グレースフリー)とは、「優美に、上品に、しとやかに」という意味。つまり、うつくしく品のある、まさに「グレイヘア」を目指しているのです。そして、グレイヘアでのおしゃれを楽しむために、get highlights (ゲット・ハイライツ。ハイライトを入れてもらうこと)などをします。

しかし染めても、すぐに根元から元の色が出てきてしまいますね。そんな時、"Oh no! My roots are showing! ”(オー・ノー、マイ・ルーツ・アー・ショーイング! もういやだ! 根元が見えてきちゃった!)などと言って嘆くのです。

僕の母の髪は、半分は白くて、半分が黒いままです。完全に白くしてしまったほうがいいのか、黒く染めたほうがいいのか、迷っているようです。この半分半分の状態はsalt and pepper(ソルト・アンド・ペッパー。塩とコショウ)と言います。日本では、「ゴマ塩頭」などと言いますね。

また「若白髪」は、premature grayingpremature(プリマチュア)は、「ふつうより早い。早発の」といった意味。白髪は年齢や国を問わず、悩ましいことのひとつですね。