リョウからの愛情の爆弾
<珠の継母・リョウを演じているのが『ちゅらさん』(2001年)の主人公を演じた国仲涼子だ。25年ぶりの連続テレビ小説出演で、珠を優しく見守る愛情深い母親を演じている。珠を見守ってきたリョウの思いがあふれたのが第19回だ。小学校の同僚教師・島村辰彦(工藤阿須加)との恋が破局。悪い噂が広まり、解雇されてしまった珠は、周囲から好奇の目で見られるように。仕事も見つからず、追い込まれた珠に、リョウは「逃げんさい」「負けてもええじゃないの」と、東京の大学に進んだ珠のいとこ・保(金子大地)のもとに行くよう勧めた。「自分のために生きなさい」と背中を押したリョウの深い愛情が伝わるシーンだった>
リョウさんは、清治さんの言うことが絶対で、「はい」と従う控えめな母親でした。でも、第4週で、珠の背中を押すリョウさんの姿を見て、大正時代を生きる女性の強さを感じました。
第19回の国仲さんの演技が本当に素敵で、リョウさんから愛情の爆弾をもらったと感じるくらいパワフルなお芝居。「あなたは私の娘だから全肯定する」という母の強さに圧倒されました。お芝居という感じがしないほどに素晴らしい瞬間を作ってくださって。「国仲さんのお芝居に応えなくちゃ」と自然と自分の演技も引き出されたと思います。
国仲さんは、まるでリョウさんが珠を優しく包み込むように、「大変だよね」といつも寄り添ってくださいます。