ともに40歳オーバーだから
そこから取り組んだのは、基礎体温を上げる“温活”です。私はもともと低体温で、平熱は35.6〜35.7度。本来なら医師に相談すべきなのでしょうが、年齢的なことをあれこれ言われたら不安になるので、まずは自分でできる体づくりから始めることにしたのです。
さまざまなことをしましたよ。使い捨てカイロでアキレス腱を温める。ゲルマニウム鉱石をお風呂に入れて毎晩浸かる。代謝を上げるために1日1.5Lの水を飲む。体を冷やす白砂糖ではなくハチミツを摂る。腹巻きをする。米ぬか酵素風呂に行く。足ツボを押す……。結果、半年ほどで体温は36.6度まで上昇。見事にぽっかぽかの体になったのです。
夫には、コンディションを整えるため、マカと亜鉛のサプリメントを毎日飲んでもらいました。若い夫婦ならともかく、ともに40歳オーバーの同い年で、一緒に暮らし始めて10年。今さらムダ弾を撃つ体力も情熱もないので、万全の準備をしチームとなってお互い叱咤激励しながら妊活に取り組みました。「あぁ、同じ方向を見ている! これが夫婦なんだな」と実感しましたね。
40歳を超えて初めての妊娠。本当に恵まれています。夫と2人で「奇跡だ!」と言ってランバダ踊りましたよ。(笑)
体は日々変化するし、高齢ですし、今の環境や状況を考えたら不安はないとは言えませんが、せっかく授かった新しい命。どんな状況でもやっぱり一瞬一瞬、前向きに明るいマインドでいたい。「今だからこそマタニティライフを楽しめ!」って自分で思っています。楽しんでいる気持ちも赤ちゃんにも伝わると思うので!
妊娠している今だからこそ出来る事も発信していきたいし、同じように不安に感じている妊婦さんにも少しでも前向きになっていただけたら嬉しいです。これからも人生というお立ち台で自分らしく舞っていたいですね。
ほかにも、バブリーキャラの誕生秘話、両親の反応や妊活については、11月24日発売の『婦人公論』12月8日号にて詳細を語っている。