神宮球場で指揮をする古関裕而さん

 

『長崎の鐘』『高原列車は行く』…あの名曲を大ホールで

2020年上期の連続テレビ小説は、作曲家・古関裕而氏をモデルにした『エール』でした。窪田正孝さん演じる国民的作曲家・古山裕一の生涯を、二階堂ふみさん演じる妻・音との夫婦愛、同郷の親友たちや仕事仲間との友情などを交えて描きました。劇中で流れた数々の名曲ヒット曲の感動を覚えている方も多いのでは。

ドラマ放映時「婦人公論.jp」では、『古関裕而』(刑部芳則著・中公新書)の内容や古関正裕さん(古関裕而氏の長男)へのインタビュー、そして正裕さん所蔵の家族写真などをふんだんに使って、古関裕而氏の人生や時代背景を紹介する記事「朝ドラ『エール』古関裕而の人生」を18回にわたって配信。多くの読者から好評を得ました。

「朝ドラ『エール』古関裕而の人生」はこちら

じつは長男の正裕さんは父の楽曲を歌い継ぐため、2013年に「喜多三(きたさん)」というライブユニットを結成しています。喜多三は父の生家・福島の「喜多三呉服店」から命名。メンバーはシンセサイザーの九代目三郎次こと正裕さん、ヴォーカリストのSUZUこと鈴木聖子さん。歌、演奏とともに、家族ならではの逸話も交えたトーク&ライブを、都内のホールやライブハウスを中心に行ってきました。

「喜多三」の九代目三郎次こと古関正裕さん(右)とSUZUこと鈴木聖子さん(左)
「喜多三」のライブの様子

その「喜多三」のライブ第8弾が、東京・大井町の「きゅりあん」で開催されます。2020年は新型コロナウイルス感染拡大の影響でコンサートは中止に。満を持して行う第8回はスペシャルゲストに、結成63年のコーラスグループ・ボニージャックスを迎えての開催となります。

テレビから流れた『エール』の名曲の数々のフルバージョンを、大きなコンサートホールで楽しんでみてはいかがでしょうか。

古関正裕さん2歳の頃、母・金子さんのひざに抱かれ、父・裕而さんのピアノで歌う
『喜多三ライブ』

出演:喜多三(シンセサイザー・九代目三郎次:古関正裕、ヴォーカル・SUZU:鈴木聖子、シンセサイザー:藤川典子、ピアノ:藤原由佳)

スペシャルゲスト:ボニージャックス、ピアノ伴奏:斉藤久美


日時:2021年 5月5日(水・祝) 開演15時(会場14時) 
会場:品川区立総合区民会館きゅりあん 9F大ホール(品川区東大井5-18-1)
JR京浜東北線・東急大井町線・りんかい線「大井町駅」下車徒歩2分

チケット代金:3,800円(発売中)
発売:チケットぴあ https://pia.jp/ ※PC/携帯/スマートフォン共通 チケットぴあ店舗 0570-02-9999(Pコード:192-368) セブンイレブン
問合せ専用電話: 080-5040-4792
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※公演は変更の可能性があります。最新の情報は、問い合わせ先にご確認ください